生死事大、無常迅速、各宜覚醒、慎勿放逸

原文

生死事大、無常迅速、各宜覚醒、慎勿放逸

意訳

いつ死ぬかわからない。常に怠らず精進すべし。おのおの宜しく覚醒し、慎んで放逸することなかれ。

妙機禅師の教え

生と死は大きな問題であり、無常の風はあまりにも速く私たちを過ぎ去ります。この悟りを日々の行動に反映させるべきです。我々は一瞬一瞬を貴重とし、決して怠慢の中に身を置くことなく、全力で努力することが求められます。

死がいつ来るのか誰にもわかりません。それにも関わらず、多くの人がその事実に目を向けず、自分の生活に流されがちです。しかし、私たちはその危うさを常に心に留め、注意深く、そして自覚的に生きるべきです。生きることが一瞬の出来事であるならば、その一瞬一瞬に己の全力を尽くし、無駄に過ごすことのないように努めることが大切です。

日常の中で何気ない瞬間も、未来に対する思いも、すべてが私たちの行いに反映されます。その意味で、私たちはいつも心を引き締め、自らがどのように時を過ごすか、常に自問し続けるべきです。

自己の意識を高め、周りの出来事に対する気づきを持つことは、ただ生きるという行動以上の深い意味を持ちます。それは無常が我々のすぐそばに常に存在しているからです。その認識を持ち、人との関係や自身の行動においても誠実であり続けることが求められるのです。

ゆるみや油断が生じる瞬間、私たちの精進と努力の価値が損なわれる可能性があります。したがって、怠惰に陥ることを避け、全身全霊をかけてその瞬間瞬間に向き合うことが肝要です。修行や学びは一過性のものではなく、常に続けられるべき長い道のりなのです。はるか彼方からの風が、私たちをいつ逆風にさらし、いつ追い風になるかは未知数です。しかし、私たちの心の内部の風は、私たちの行動と意識によって左右されます。それを怠らずに磨くことこそが、真の覚醒の道なのです。

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