聖書の名言:ソロモンの知恵と輝く生き方について
(列王記上 3:4-14)
王はいけにえを献げるためにギブオンへと行った。そこには最も重要な高き所があったからである。ソロモンはその祭壇の上で、一千頭の焼き尽くすいけにえを献げた。
その夜ギブオンで、主は夢の中でソロモンに現れた。「願い事があれば、言いなさい。かなえてあげよう」と神は言われた。
ソロモンは答えた。「あなたは、あなたの僕である父ダビデに、大いなる慈しみを示されました。彼が真実と正義と正直な心をもって御前を歩んだからです。あなたはこの大いなる慈しみを守り続け、今日、その座に着く子を与えられました。
わが神、主よ。この度、あなたは父ダビデに代わって、この僕を王とされました。しかし、私は未熟な若者で、どのように振る舞えばよいのか分かりません。
僕はあなたがお選びになった民の中の一人ですが、民は多く、その多さのゆえに数えることも調べることもできません。
どうか、この僕に聞き分ける心を与え、あなたの民を治め、善と悪をわきまえることができるようにしてください。そうでなければ、誰がこの数多くのあなたの民を治めることができるでしょうか。」
ソロモンが願ったことは、主の目に適う良いことであった。
神は言われた。「あなたが願ったのは、自分のために長寿を求めることでもなく、富を求めることでもなく、また敵の命を求めることでもなかった。あなたが願ったのは、訴えを聞き分ける分別であった。
それゆえ、あなたの言うとおりに、知恵に満ちた聡明な心をあなたに与える。あなたのような者は、前にはいなかったし、この後にも出ないであろう。
私はまた、あなたが求めなかったもの、富も栄誉も与えよう。生涯にわたり、王の中であなたに並び立つような者は一人もいない。
父ダビデが歩んだように、あなたが私の掟と戒めを守り、私の道を歩むなら、私はあなたに長寿を与えよう。」
(列王記上 3:4-14) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用
ソロモンは、神の前で一千頭の焼き尽くすいけにえを献げた後、夢の中で主に会う。主は「願い事があれば言いなさい」とおっしゃった。ソロモンは父ダビデの慈しみに感謝し、自身の未熟さを語り、神が選ばれた民を治めるための聞き分ける心を願った。この願いは神の目に適ったものであった。神は言われた、「あなたが求めたのは知恵であり、長寿や富ではなかった。」そのため、神はソロモンに知恵と聡明な心を与え、かつ富や栄誉も与えると約束された。ソロモンの祈りは、真実の心で神に向き合った結果だった。
私たちもまた、日々の中で何を求めるかを考えなければならない。目の前の物質的なものを超えて、私たちが本当に求めるものは何かを問うべきだろう。知恵を求めること、他者を思いやる心を育てることこそが、神の御心に適う生き方となる。私たちも、ソロモンに倣い、心から神を求めることによって、意義深い人生を歩むことができるのではないか。
神は私たちに、聖書の中での名言を通じて恵みを与え、導いてくださる。「もしあなたが私の道を歩み、掟を守るなら、私はあなたに長寿を与えよう」と。この約束を胸に、毎日を神と共に歩むことが、私たちの輝く生き方となる。知恵ある選択をすることで、私たちも神の御心に近づき、また周囲の人々に祝福となる存在でありたい。