誘惑からの解放:古いパン種を捨てる勇気

(コリントの信徒への手紙一 5:6-11)

原文

あなたがたが誇っているのは、よくないことです。僅かなパン種が生地全体を膨らませることを、知らないのですか。

新しい生地のままでいられるように、古いパン種をきれいに取り除きなさい。現に、あなたがたはパン種の入っていない者なのです。キリストが、私たちの過越の小羊として屠られたからです。

だから、古いパン種や悪意と邪悪のパン種を用いないで、パン種の入っていない純粋で真実なパンで祭りを祝おうではありませんか。

私は前の手紙で、淫らな者と交際してはいけないと書きました。

それは、この世の淫らな者、貪欲な者、奪い取る者、偶像を礼拝する者と一切交際してはいけない、ということではありません。もしそうだとしたら、あなたがたはこの世から出て行かなければならないでしょう。

今度はこう書きます。きょうだいと呼ばれる人で、淫らな者、貪欲な者、偶像を礼拝する者、人を罵る者、酒に溺れる者、奪い取る者がいれば、そのような人とは交際してはいけない、一緒に食事をしてもいけない、ということです。

出典

(コリントの信徒への手紙一 5:6-11) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

聖書には「僅かなパン種が生地全体を膨らませる」という教えがあります。この言葉から、私たちの生活や心に存在する小さな誘惑が、どれほど大きな影響を持つかを学ぶことができます。特に、古いパン種――すなわち罪や悪しき習慣は、私たちの信仰や道徳において致命的な影響を及ぼすことがあります。私たちは日々の生活の中で、意識してこれらの古いものを取り除く必要があります。

パウロは、クリスチャン同士であれば、特に注意が必要だと指摘しています。ある人が淫らであったり、貪欲であったりするなら、そのような人達と親しい関係を持つことは避けるべきです。ここで特に重要なのは、彼らが「きょうだい」と呼ばれる人である場合です。教会の中では特に互いに聖なる生活を守らねばならず、それができていない場合は、その関係性に疑問を持ち、必要な距離を置くことが求められます。

私たちはこの世の中で生活していますが、他者との交際には慎重になるべきです。この世に生きる私たちにとって、誘惑は常に存在しますが、キリストの教えに基づいて生きる姿勢を保つことが重要です。古いパン種を捨て、新たな生命であるキリストのパンで満たされることによって、私たちは真実で清らかな生活を送ることができるのです。

このように、自らを振り返り、信仰生活において健全な人間関係を築くためには、古い習慣を取り除く勇気が必要です。私たちが選ぶ交友関係が、信仰の成長にどう影響を与えるかを常に考えていきましょう。

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