万軍の主が共にいます:ダビデの勇気と信仰

(サムエル記上 17:41-54)

原文

ペリシテ人は盾持ちを先に立て、一歩一歩ダビデに近づいて来た。

彼は眼を据えてダビデを見たが、ダビデが容姿端麗で、血色の良い少年だったので侮った。

そのペリシテ人はダビデに言った。「私は犬か。杖を持って私に向かって来るとは。」そして自分の神々によってダビデを呪い、

ダビデに言った。「さあ掛かって来い。お前の肉を空の鳥、野の獣にくれてやろう。」

ダビデはそのペリシテ人に言った。「お前は剣や槍や投げ槍で私に向かって来るが、私はお前が挑戦したイスラエルの戦列の神、万軍の主の名によって、お前に立ち向かう。

今日、主はお前を私の手に渡される。私はお前を討ち、その首をはね、今日、ペリシテ軍の屍を空の鳥と地の獣に与える。全地はイスラエルに神がおられることを知るだろう。

主が救いを賜るのに剣や槍を必要とはされないことを、ここに集まったすべての者は知るだろう。この戦いは主の戦いである。主はお前たちを我々の手に渡される。」

すると、そのペリシテ人は立ち上がり、ダビデと戦おうとして近づいて来た。ダビデはすぐさまそのペリシテ人に立ち向かうため戦いの場へ走った。

ダビデは袋に手を入れて石を取り出すと、石投げひもを使ってペリシテ人目がけて飛ばし、その額を撃った。石はペリシテ人の額に食い込み、彼はうつ伏せに倒れた。

こうしてダビデは石投げと一個の石でそのペリシテ人に勝ち、彼を撃ち殺した。ダビデの手には一振りの剣もなかった。

ダビデは走って行って、そのペリシテ人の傍らに立ち、彼の剣を奪い、鞘を払って、とどめを刺し、首を切り落とした。ペリシテ人たちは彼らの勇士が死んだのを見て、逃げ出した。

イスラエルとユダの兵士たちは立ち上がって鬨の声を上げ、ペリシテ人たちを追撃し、ガイを経てエクロンの門に至った。ペリシテ人たちは負傷し、ガトとエクロンに至るシャアライムの道で倒れた。

イスラエルの人々はペリシテ人たちの追撃から帰ると、彼らの陣営を略奪した。

ダビデはあのペリシテ人の首を取ってエルサレムに持ち帰り、武具は自分の天幕に置いた。

出典

(サムエル記上 17:41-54) 『聖書 聖書協会共同訳』より引用

妙機牧師の教え

ダビデの物語は、私たちに信仰の力を教えてくれます。ペリシテ人の巨人、ゴリアテがイスラエル軍を挑発し、恐怖の中に人々を追いやった時、ダビデは立ち上がりました。彼は自らの経験と技術を超え、万軍の主の名に頼って立ち向かうことを選びました。この瞬間は、信仰の力がどのように人を動かすかを示すものです。

「お前は剣や槍で私に向かって来るが、私はお前が侮るイスラエルの神の名で来た」とダビデは述べました。ここに示された信仰の力は、剣や槍を必要とせず、主の名によって勝利を得るという真理を教えています。私たちもまた、信仰を持ち続けることで、困難を乗り越え、内なる強さを見出すことができるのです。

ダビデが投げた一つの石がゴリアテの額に命中し、彼を倒す様子は、神の導きによるものであり、無駄に思える道具でも神の手にかかれば大きな力に変わることを象徴しています。このように、私たちの持っているもので、主のために、また他者のために何ができるかを考えさせられます。

最終的に、ダビデはゴリアテの首を斬り、その勝利をもってイスラエルの民を奮い立たせました。主が共にいる時、私たちは恐れることなく前に進むことができ、勝利を収めることができるのです。私たち一人一人も、ダビデのように神に信頼し、勇気を持って毎日を生きていきましょう。神は決して私たちを見捨てることはありません。

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