そこで、機会を狙っていた彼らは、正しい人を装う回し者を遣わし、イエスの言葉尻を捕らえ、総督当局にイエスを渡そうとした。
回し者らはイエスに尋ねた。「先生、私たちは、あなたが語り、教えておられることが正しく、また、分け隔てをせず、真理に基づいて神の道を教えておられることを知っています。
ところで、私たちが皇帝に税金を納めるのは許されているでしょうか、いないでしょうか。」
イエスは彼らのたくらみを見抜いて言われた。
「デナリオン銀貨を見せなさい。そこには、誰の肖像と銘があるか。」彼らが「皇帝のものです」と言うと、
イエスは言われた。「それならば、皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」
彼らは民衆の前でイエスの言葉尻を捕らえることができず、その答えに驚いて黙ってしまった。