夕方になると、イエスは十二人と一緒に食事の席に着かれた。
一同が食事をしているとき、イエスは言われた。「よく言っておく。あなたがたのうちの一人が私を裏切ろうとしている。」
弟子たちは非常に心を痛めて、「主よ、まさか私のことでは」と代わる代わる言い始めた。
イエスはお答えになった。「私と一緒に手で鉢に食べ物を浸した者が、私を裏切る。
人の子は、聖書に書いてあるとおりに去って行く。だが、人の子を裏切る者に災いあれ。生まれなかったほうが、その者のためによかった。」
イエスを裏切ろうとしていたユダが、「先生、まさか私のことでは」と言うと、イエスは言われた。「それはあなたの言ったことだ。」
一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してそれを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これは私の体である。」
また、杯を取り、感謝を献げて彼らに与え、言われた。「皆、この杯から飲みなさい。
これは、罪が赦されるように、多くの人のために流される、私の契約の血である。
言っておくが、私の父の国であなたがたと共に新たに飲むその日まで、今後ぶどうの実から作ったものを飲むことは決してあるまい。」
一同は賛美の歌を歌ってから、オリーブ山へ出かけた。