夕方になると、イエスは十二人と一緒に食事の席に着かれた。

一同が食事をしているとき、イエスは言われた。「よく言っておく

夕方になると、イエスは十二人と一緒に食事の席に着かれた。 一同が食事をしているとき、イエスは言われた。「よく言っておく。あなたがたのうちの一人が私を裏切ろうとしている。」 弟子たちは非常に心を痛めて、「主よ、まさか私のことでは」と代わる代わる言い始めた。 イエスはお答えになった。「私と一緒に手で鉢に食べ物を浸した者が、私を裏切る。 人の子は、聖書に書いてあるとおりに去って行く。だが、人の子を裏切る者に災いあれ。生まれなかったほうが、その者のためによかった。」 イエスを裏切ろうとしていたユダが、「先生、まさか私のことでは」と言うと、イエスは言われた。「それはあなたの言ったことだ。」 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、祝福してそれを裂き、弟子たちに与えて言われた。「取って食べなさい。これは私の体である。」 また、杯を取り、感謝を献げて彼らに与え、言われた。「皆、この杯から飲みなさい。 これは、罪が赦されるように、多くの人のために流される、私の契約の血である。 言っておくが、私の父の国であなたがたと共に新たに飲むその日まで、今後ぶどうの実から作ったものを飲むことは決してあるまい。」 一同は賛美の歌を歌ってから、オリーブ山へ出かけた。

さて、イエスは総督の前に立たれた。総督がイエスに、「お前はユダヤ人の王なのか」と尋問すると、イエスは、「それは、あなたが

さて、イエスは総督の前に立たれた。総督がイエスに、「お前はユダヤ人の王なのか」と尋問すると、イエスは、「それは、あなたが言っていることだ」と言われた。 しかし、祭司長たちや長老たちから訴えがなされたときは、何もお答えにならなかった。 すると、ピラトは、「聞こえないのか。あんなにお前に不利な証言をしているのに」と言った。 しかし、総督が非常に不思議に思うほどに、イエスはどんな訴えにも一言もお答えにならなかった。 ところで、祭りの度に、総督は民衆の希望する囚人を一人釈放することにしていた。 時に、バラバ・イエスと言う名うての囚人がいた。 ピラトは、人々が集まって来たときに言った。「どちらを釈放してほしいのか。バラバ・イエスか。それともメシアと言われるイエスか。」 人々がイエスを引き渡したのは、妬みのためだと分かっていたからである。 ピラトが裁判の席に着いているとき、その妻が彼のもとに人をやって言わせた。「あの正しい人に関わらないでください。その方のために私は今日、夢で非常に苦しみました。」 しかし、祭司長たちや長老たちは、バラバを釈放して、イエスを死刑に処してもらうようにと群衆を説得した。 そこで、総督が、「二人のうち、どちらを釈放してほしいのか」と言うと、人々は、「バラバを」と言った。 ピラトが、「では、メシアと言われているイエスのほうは、どうしたらよいか」と言うと、皆は、「十字架につけろ」と言った。 ピラトは、「一体、どんな悪事を働いたというのか」と言ったが、群衆はますます激しく、「十字架につけろ」と叫び続けた。 ピラトは手の付けようがなく、かえって騒動になりそうなのを見て、水を取り、群衆の前で手を洗って言った。「この人の血について、私には責任がない。お前たちの問題だ。」 民はこぞって答えた。「その血は、我々と我々の子らの上にかかってもいい。」 そこで、ピラトはバラバを釈放し、イエスを鞭打ってから、十字架につけるために引き渡した。 それから、総督の兵士たちは、イエスを総督官邸に連れて行き、部隊の全員をイエスの周りに集めた。 そして、イエスの着ている物を剝ぎ取り、深紅の外套を着せ、 茨で冠を編んで頭に載せ、右手に葦の棒を持たせて、その前にひざまずき、「ユダヤ人の王、万歳」と言って、侮辱した。 また、唾を吐きかけ、葦の棒を取り上げて頭を叩いた。 このようにイエスを侮辱したあげく、外套を脱がせて元の服を着せ、十字架につけるために引いて行った。 兵士たちは出て行くと、シモンという名前のキレネ人に出会ったので、この人を徴用し、イエスの十字架を担がせた。 そして、ゴルゴタという所、すなわち「されこうべの場所」に着くと、 胆汁を混ぜたぶどう酒を飲ませようとしたが、イエスはなめただけで、飲もうとされなかった。 彼らはイエスを十字架につけると、くじを引いてその衣を分け合い、 そこに座って見張りをしていた。 イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王イエスである」と書いた罪状書きを掲げた。 同時に、イエスと一緒に二人の強盗が、一人は右にもう一人は左に、十字架につけられた。 そこを通りかかった人々は、頭を振りながらイエスを罵って、 言った。「神殿を壊し、三日で建てる者、神の子なら、自分を救ってみろ。そして十字架から降りて来い。」 同じように、祭司長たちも律法学者たちや長老たちと一緒に、イエスを侮辱して言った。 「他人は救ったのに、自分は救えない。イスラエルの王だ。今すぐ十字架から降りるがいい。そうすれば、信じてやろう。 彼は神に頼ってきた。お望みならば、神が今、救ってくださるように。『私は神の子だ』と言っていたのだから。」 一緒に十字架につけられた強盗たちも、同じようにイエスを罵った。 さて、昼の十二時から全地は暗くなり、三時に及んだ。 三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」これは、「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」という意味である。 そこに立っていた何人かが、これを聞いて、「この人はエリヤを呼んでいる」と言った。 するとすぐ、そのうちの一人が走り寄り、海綿を取って酢を含ませ、葦の棒に付けて、イエスに飲ませた。 ほかの人々は、「待て、エリヤが彼を救いに来るかどうか、見ていよう」と言った。 しかし、イエスは再び大声で叫び、息を引き取られた。 その時、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂け、地震が起こり、岩が裂け、 墓が開いて、眠りに就いていた多くの聖なる者たちの体が生き返った。 そして、イエスの復活の後、墓から出て来て、聖なる都に入り、多くの人に現れた。 百人隊長や一緒にイエスの見張りをしていた人たちは、地震やいろいろの出来事を見て、非常に恐れ、「まことに、この人は神の子だった」と言った。 またそこでは、大勢の女たちが遠くから見守っていた。イエスに仕えてガリラヤから従って来た女たちであった。 その中には、マグダラのマリア、ヤコブとヨセフの母マリア、ゼベダイの子らの母がいた。

一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山に面したベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、

言われた

一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山に面したベトファゲに来たとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、 言われた。「向こうの村へ行きなさい。するとすぐ、ろばがつないであり、一緒に子ろばのいるのが見つかる。それをほどいて、私のところに引いて来なさい。 もし、誰かが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐ渡してくれる。」 それは、預言者を通して言われたことが実現するためであった。 「シオンの娘に告げよ。 『見よ、あなたの王があなたのところに来る。 へりくだって、ろばに乗り 荷を負うろばの子、子ろばに乗って。』」 弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、 ろばと子ろばを引いて来て、その上に上着を掛けると、イエスはそれにお乗りになった。 大勢の群衆が自分の上着を道に敷き、また、ほかの人々は木の枝を切って道に敷いた。 群衆は、前を行く者も後に従う者も叫んだ。 「ダビデの子にホサナ。 主の名によって来られる方に 祝福があるように。 いと高き所にホサナ。」 イエスがエルサレムに入られると、都中の人が、「一体、これはどういう人だ」と言って騒いだ。 群衆は、「この方は、ガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と言った。 それから、イエスは神殿の境内に入り、そこで売り買いしていた人々を皆追い出し、両替人の台や鳩を売る者の腰掛けを覆された。 そして言われた。「こう書いてある。 『私の家は、祈りの家と呼ばれる。』 ところが、あなたがたは それを強盗の巣にしている。」 境内では、目の見えない人や足の不自由な人たちが御もとに来たので、イエスは彼らを癒やされた。 しかし、祭司長たちや律法学者たちは、イエスがなさった不思議な業を見、また、境内で子どもたちが叫んで、「ダビデの子にホサナ」と言うのを聞いて腹を立て、 イエスに言った。「子どもたちが何と言っているか、聞こえるか。」イエスは言われた。「聞こえる。『幼子や乳飲み子の口に、あなたは賛美の歌を整えられた』とあるのを、あなたがたはまだ読んだことがないのか。」 それから、イエスは彼らと別れ、都を出てベタニアに行き、そこでお泊まりになった。

ダビデの詩。

主よ、私の魂はあなたを仰ぎ見る。

わが神よ、私はあなたに信頼する。

私が恥を受けることがないように。

ダビデの詩。 主よ、私の魂はあなたを仰ぎ見る。 わが神よ、私はあなたに信頼する。 私が恥を受けることがないように。 敵が勝ち誇ることがないように。 あなたを待ち望む人も皆 恥を受けることがないように。 訳もなく裏切る者が恥を受けるように。 主よ、私にあなたの道を知らせ 行く道を教えてください。 あなたの真実によって導き 教えてください。 あなたこそ、わが救いの神。 私は日夜、あなたを待ち望んだ。 主よ、思い起こしてください あなたの憐れみと慈しみを。 それはとこしえからあるもの。 私の若き日の罪や背きを思い起こさず 主よ、あなたの慈しみにふさわしく あなたの恵みのゆえに 私を思い起こしてください。 主は恵み深く、正しい。 それゆえに、罪人に道を示す。 主は苦しむ人を公正に導き 苦しむ人に道を教える。 主の契約と定めを守る者にとって 主の道はすべて慈しみとまこと。 主よ、御名のゆえに 私の過ちをお赦しください。 それはあまりにも大きいからです。 主を畏れる人とは誰か。 主はその人に選ぶべき道を示す。 その魂は恵みのうちに宿り 子孫は地を受け継ぐ。 主はご自分を畏れる者と親しくし 彼らに契約を知らせる。 私の目は絶えず主に向かっている。 主は私の足を網から引き出す。 御顔を向けて、私に恵みを与えてください。 私は独り、苦しんでいます。 心の苦悩から解き放ち 苦難から私を引き出してください。 見てください、私の苦しみと労苦を。 取り除いてください、私の罪のすべてを。 見てください、どれほど私の敵が多く 残忍なまでに私を憎んでいるかを。 私の魂を守り、助け出し 恥をさらすことがないようにしてください。 私はあなたのもとに逃れます。 完全と正しさが私を守るように。 私はあなたを待ち望む。 神よ、すべての苦しみから イスラエルを贖い出してください。

イエスはこれらの言葉をすべて語り終えると、弟子たちに言われた。

「あなたがたも知っているとおり、二日後は過越祭である。

イエスはこれらの言葉をすべて語り終えると、弟子たちに言われた。 「あなたがたも知っているとおり、二日後は過越祭である。人の子は、十字架につけられるために引き渡される。」 その頃、祭司長たちや民の長老たちは、カイアファと言う大祭司の屋敷の中庭に集まり、 イエスをだまして捕らえ、殺そうと相談した。 しかし、彼らは、「祭りの間はやめておこう。民衆の中に騒ぎが起こるといけない」と話していた。 さて、イエスがベタニアで、規定の病を患っているシモンの家におられたとき、 一人の女が、極めて高価な香油の入った石膏の壺を持って近寄り、食事の席に着いておられるイエスの頭に香油を注ぎかけた。 弟子たちはこれを見て、憤慨して言った。「何のためにこんな無駄遣いをするのか。 高く売って、貧しい人々に施すことができたのに。」 イエスはこれに気付いて言われた。「なぜ、この人を困らせるのか。私に良いことをしてくれたのだ。 貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるが、私はいつも一緒にいるわけではない。 この人は私の体に香油を注いで、私を葬る準備をしてくれた。 よく言っておく。世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。」 その時、十二人の一人で、イスカリオテのユダと言う者が、祭司長たちのところへ行き、 「あの男をあなたがたに引き渡せば、幾らくれますか」と言った。そこで、彼らは銀貨三十枚を支払った。 その時から、ユダはイエスを引き渡そうと、機会をうかがっていた。

朝早く、都に帰る途中、イエスは空腹を覚えられた。

道端に一本のいちじくの木があるのを見て、近寄られたが、葉のほかは何も

朝早く、都に帰る途中、イエスは空腹を覚えられた。 道端に一本のいちじくの木があるのを見て、近寄られたが、葉のほかは何もなかった。そこで、「今から後いつまでも、お前には実がならないように」と言われると、木はたちまち枯れてしまった。 弟子たちはこれを見て驚き、「なぜ、たちまち枯れてしまったのですか」と言った。 イエスはお答えになった。「よく言っておく。あなたがたも信仰を持ち、疑わないならば、いちじくの木に起こったようなことができるばかりでなく、この山に向かい、『動いて、海に入れ』と言っても、そのとおりになる。 信じて祈るならば、求めるものは何でも得られる。」 イエスが神殿の境内に入って教えておられると、祭司長たちや民の長老たちが近寄って来て言った。「何の権威でこのようなことをするのか。誰がその権威を与えたのか。」 イエスはお答えになった。「私も一つ尋ねる。それに答えるなら、私も、何の権威でこのようなことをするのか、あなたがたに言おう。 ヨハネの洗礼(バプテスマ)はどこからのものだったか。天からか、それとも、人からか。」彼らは論じ合った。「『天からのものだ』と言えば、『では、なぜヨハネを信じなかったのか』と我々に言うだろう。 『人からのものだ』と言えば、群衆が怖い。皆がヨハネを預言者と思っているから。」 そこで、彼らはイエスに、「分からない」と答えた。すると、イエスも言われた。「それなら、何の権威でこのようなことをするのか、私も言うまい。」

ところで、きょうだいたち、あなたがたがあんなことをしてしまったのは、指導者たちと同様に無知のためであったと、私には分かっ

ところで、きょうだいたち、あなたがたがあんなことをしてしまったのは、指導者たちと同様に無知のためであったと、私には分かっています。 しかし、神は、すべての預言者の口を通して予告しておられたメシアの苦しみを、このようにして実現なさったのです。 だから、自分の罪が拭い去られるように、悔い改めて立ち帰りなさい。 こうして、主のもとから慰めの時が訪れ、主はあなたがたのために定めておられた、メシアであるイエスを遣わしてくださるのです。 このイエスは、神が聖なる預言者たちの口を通して昔から語られた、万物が新しくなる時まで、天にとどまることになっています。 モーセは言いました。『あなたがたの神である主は、あなたがたの同胞の中から、私のような預言者をあなたがたのために立てられる。彼が語りかけることには、何でも聞き従え。 この預言者に聞き従わない者は皆、民の中から滅ぼし絶やされる。』 預言者は皆、サムエルをはじめその後に預言した者も、この日について告げています。 あなたがたは預言者の子であり、神があなたがたの先祖と結ばれた契約の子です。神はアブラハムに、『地上のすべての氏族は、あなたの子孫によって祝福される』と言われました。 それで、神はご自分の僕を復活させ、まず、あなたがたのもとに遣わしてくださったのです。それは、この方があなたがたを祝福して、一人一人を悪から離れさせるためでした。」

しかし、悪しき者が自分の犯したすべての罪から立ち帰り、私のすべての掟を守り、公正と正義を行うなら、必ず生きる。死ぬことは

しかし、悪しき者が自分の犯したすべての罪から立ち帰り、私のすべての掟を守り、公正と正義を行うなら、必ず生きる。死ぬことはない。 彼の行ったどの背きも思い起こされることはない。彼の行った正義によって、彼は生きる。 私は悪しき者の死を喜ぶだろうか――主なる神の仰せ。私は、彼がその道から立ち帰り、生きることを喜ばないだろうか。 しかし、正しき者がその正義から離れて不正を行い、悪しき者が行うようなあらゆる忌むべきことを行うなら、彼は生きるであろうか。彼の行ったどの正義も思い起こされることはない。自分の行った背信のゆえに、また自分の犯した罪のゆえに、彼は死ななければならない。 しかしあなたがたは、『主の道は公正でない』と言う。イスラエルの家よ、よく聞きなさい。私の道は公正ではないのか。公正でないのはあなたがたの道ではないのか。 正しき者が正義に背を向け、不正を行い、そのために死ぬなら、彼は自分の行った不正によって死ぬ。 しかし、悪しき者が自分の行った悪に背を向け、公正と正義を行うなら、彼は自分の命を救う。 彼は顧みて、自分の行ったあらゆる背きから立ち帰ったのだから、必ず生きる。死ぬことはない。 しかし、イスラエルの家は、『主の道は公正でない』と言う。イスラエルの家よ、私の道は公正ではないのか。公正でないのはあなたがたの道ではないのか。 それゆえ、イスラエルの家よ。私はあなたがたをそれぞれの道に従って裁く――主なる神の仰せ。立ち帰れ。すべての背きから立ち帰れ。そうすれば過ちはあなたがたのつまずきとはならない。 あなたがたが私に対して行ったすべての背きを投げ捨て、自ら新しい心と新しい霊を造り出せ。イスラエルの家よ、どうしてあなたがたは死のうとするのか。 私は誰の死をも喜ばない。立ち帰って、生きよ――主なる神の仰せ。」

指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。

ダビデがバト・シェバと通じたことで、預言者ナタンがダビデのもとに来たとき。

神よ

指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。 ダビデがバト・シェバと通じたことで、預言者ナタンがダビデのもとに来たとき。 神よ、私を憐れんでください あなたの慈しみによって。 深い憐れみによって 私の背きの罪を拭ってください。 過ちをことごとく洗い去り 私を罪から清めてください。 私は自分の背きを知っています。 罪は絶えず私の前にあります。 あなたに、ただあなたに私は罪を犯しました。 あなたの前に悪事を行いました。 あなたの言われることは正しく あなたの裁きに誤りはありません。 私は過ちの内に生まれ 母は罪の内に私を身ごもりました。 あなたは心の奥底に真実を望み 隠された所で知恵を授けてくださいます。 ヒソプで私の罪を取り払ってください 私は清くなるでしょう。 私を洗ってください 私は雪よりも白くなるでしょう。 あなたが喜びと祝いの声を聞かせ 砕かれたこの骨を喜び躍らせてくださいますように。 御顔を私の罪から隠し あらゆる過ちを拭ってください。 神よ、私のために清い心を造り 私の内に新しく確かな霊を授けてください。 あなたの前から私を退けず 聖なる霊を私から取り去らないでください。 救いの喜びを私に返し 導きの霊で私を支えてください。 私は背きの罪のある者にあなたの道を教えます。 罪人はあなたのもとに帰ります。 神よ、わが救いの神よ 流血の罪から私を助け出してください。 この舌はあなたの義を喜び歌います。 わが主よ、私の唇を開いてください。 この口はあなたの誉れを告げ知らせます。 あなたはいけにえを好まれません。 焼き尽くすいけにえを献げても あなたは喜ばれません。 神の求めるいけにえは砕かれた霊。 神よ、砕かれ悔いる心をあなたは侮りません。 御旨によってシオンを恵み エルサレムの城壁を築いてください。 その時あなたは義のいけにえを 完全に焼き尽くすいけにえを喜ばれます。 その時には あなたの祭壇に雄牛が献げられるでしょう。

また、イエスは言われた。「ある人に息子が二人いた。

弟のほうが父親に、『お父さん、私に財産の分け前をください』と言った

また、イエスは言われた。「ある人に息子が二人いた。 弟のほうが父親に、『お父さん、私に財産の分け前をください』と言った。それで、父親は二人に身代を分けてやった。 何日もたたないうちに、弟は何もかもまとめて遠い国に旅立ち、そこで身を持ち崩して財産を無駄遣いしてしまった。 何もかも使い果たしたとき、その地方にひどい飢饉が起こって、彼は食べるにも困り始めた。 それで、その地方に住む裕福な人のところへ身を寄せたところ、その人は彼を畑にやって、豚の世話をさせた。 彼は、豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいほどであったが、食べ物をくれる人は誰もいなかった。 そこで、彼は我に返って言った。『父のところには、あんなに大勢の雇い人がいて、有り余るほどのパンがあるのに、私はここで飢え死にしそうだ。 ここをたち、父のところに行って言おう。「お父さん、私は天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。 もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください。」』 そこで、彼はそこをたち、父親のもとに行った。ところが、まだ遠く離れていたのに、父親は息子を見つけて、憐れに思い、走り寄って首を抱き、接吻した。 息子は言った。『お父さん、私は天に対しても、またお父さんに対しても罪を犯しました。もう息子と呼ばれる資格はありません。』 しかし、父親は僕たちに言った。『急いで、いちばん良い衣を持って来て、この子に着せ、手に指輪をはめてやり、足には履物を履かせなさい。 それから、肥えた子牛を引いて来て屠りなさい。食べて祝おう。 この息子は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったからだ。』そして、祝宴を始めた。 ところで、兄のほうは畑にいたが、家の近くに来ると、音楽や踊りの音が聞こえてきた。 そこで、僕の一人を呼んで、これは一体何事かと尋ねた。 僕は言った。『弟さんが帰って来られました。無事な姿で迎えたというので、お父上が肥えた子牛を屠られたのです。』 兄は怒って家に入ろうとはせず、父親が出て来てなだめた。 しかし、兄は父親に言った。『このとおり、私は何年もお父さんに仕えています。言いつけに背いたことは一度もありません。それなのに、私が友達と宴会をするために、子山羊一匹すらくれなかったではありませんか。 ところが、あなたのあの息子が、娼婦どもと一緒にあなたの身代を食い潰して帰って来ると、肥えた子牛を屠っておやりになる。』 すると、父親は言った。『子よ、お前はいつも私と一緒にいる。私のものは全部お前のものだ。 だが、お前のあの弟は死んでいたのに生き返った。いなくなっていたのに見つかったのだ。喜び祝うのは当然ではないか。』」

彼らがエジプトの地を出て二年目の第一の月、主はシナイの荒れ野でモーセに告げられた。

「イスラエルの人々は、定められた時

彼らがエジプトの地を出て二年目の第一の月、主はシナイの荒れ野でモーセに告げられた。 「イスラエルの人々は、定められた時に過越祭を祝いなさい。 あなたがたは、この月の十四日の夕暮れ、定められた時にそれを行わなければならない。そのすべての掟とすべての法に従ってそれを行わなければならない。」 モーセはイスラエルの人々に過越祭を祝うように告げた。 第一の月の十四日の夕暮れに、彼らはシナイの荒れ野で過越祭を祝った。イスラエルの人々は、すべて主がモーセに命じられたとおりに行った。 しかし、死者の体によって汚れており、その日に過越祭を祝うことのできない人々がいた。その日、その人々がモーセとアロンの前に進み出て、 「私たちは死者の体によって汚れていますが、なぜ、イスラエルの人々の中で、この定めの時に、主に献げ物を献げることから除外されなくてはいけないのでしょうか」と言ったので、 モーセは彼らに「待っていなさい。主があなたがたに何と命じられるか聞いてみよう」と言った。 主はモーセに告げられた。 「イスラエルの人々に言いなさい。あなたがた、もしくはあなたがたの子孫のうちで、死者の体によって汚れている者も、あるいは遠い旅路にある者も、主の過越祭を祝うことができる。 第二の月の十四日の夕暮れに、献げ物を献げ、種なしパンと苦菜を添えてそれを食べなさい。 翌朝まで少しでも残してはならない。また、いけにえの骨を折ってはならない。過越祭のすべての掟に従ってそれを行いなさい。 しかし、その身が清く、旅に出てもいないのに、過越祭を祝わない者があれば、その者はその一族から絶たれる。彼が定めの時に主の献げ物を献げなかったからである。その者は自分の罪を負わなければならない。 もしあなたがたのもとにとどまっている寄留者がいて、主のために過越祭を祝おうとするなら、過越祭の掟とその法に従って行わなければならない。寄留者にも、イスラエル人にも、あなたがたには同一の掟が用いられる。」

主はエジプトの地で、モーセとアロンに言われた。

「この月はあなたがたの第一の月であり、一年の最初の月である。

イスラ

主はエジプトの地で、モーセとアロンに言われた。 「この月はあなたがたの第一の月であり、一年の最初の月である。 イスラエルの全会衆に告げなさい。『この月の十日に、父祖の家ごとに、すなわち家族ごとにそれぞれ自分たちのために小羊一匹を用意しなさい。 もし、家族が小さくて小羊一匹に見合わないなら、隣の家族と共に、人数に合わせて、それぞれ食べる量に見合う小羊を選びなさい。 あなたがたの小羊は欠陥のない一歳の雄の小羊でなければならず、羊か山羊の中から一匹を選ばなければならない。 あなたはそれを、この月の十四日まで取り分けておき、夕暮れにイスラエルの会衆は皆集まってそれを屠る。 そして、その血を取って、小羊を食べる家の入り口の二本の柱と鴨居に塗る。 その夜のうちに肉を火で焼き、種なしパンに苦菜を添えて食べる。 それを生のまま、または水で煮て食べてはならない。火で焼いて、頭も足も内臓も食べなければならない。 それを翌朝まで残してはならない。朝まで残ったものは、火で焼き尽くさなければならない。 それを食べるときは、腰に帯を締め、足にサンダルを履き、手に杖を持って、急いで食べなさい。これが主の過越である。 その夜、私はエジプトの地を行き巡り、人から家畜に至るまで、エジプトの地のすべての初子を打ち、また、エジプトのすべての神々に裁きを行う。私は主である。 あなたがたがいる家の血は、あなたがたのしるしとなる。私はその血を見て、あなたがたのいる所を過ぎ越す。こうして、エジプトの地を私が打つとき、滅ぼす者の災いはあなたがたには及ばない。』」

主はモーセに言われた。「私はファラオとエジプトの上にさらに一つの災いを下す。この後、ファラオはあなたがたをここから去らせ

主はモーセに言われた。「私はファラオとエジプトの上にさらに一つの災いを下す。この後、ファラオはあなたがたをここから去らせる。彼があなたがたを去らせるとき、あなたがたをここから一人残らず追い出すことになる。 男も女もそれぞれ、その隣人から銀や金の飾り物を求めるように民に告げなさい。」 主はエジプト人が民に好意を持つようにした。モーセその人もまた、エジプトの地でファラオの家臣や民から厚い尊敬を受けた。 モーセは言った。「主はこう言われる。『私は深夜エジプトの中を歩む。 そして、エジプトの地のすべての初子は死ぬ。その王座に着くファラオの初子から、石臼の傍らにいる女奴隷の初子まで、また家畜の初子もすべて死ぬ。 大きな叫びがエジプト全土に響き、そうした叫びはかつて起こったことがなく、再び起こることもない。』 しかし、イスラエルの人々に対しては、人であっても家畜であっても、犬はうなり声を立てることもない。こうして、あなたがたは主がエジプト人とイスラエル人を区別されることを知るであろう。 あなたの家臣すらも皆、私のところに下って来て、『あなたもあなたに従う民も皆出て行ってください』と私にひれ伏して言うであろう。その後私は出て行く。」こうして、モーセは怒ってファラオのもとを出て行った。 すると主はモーセに言われた。「ファラオはあなたがたの言うことを聞かない。それは、私の奇跡がエジプトの地で増えるためである。」 モーセとアロンはこれらの奇跡をすべてファラオの前で行ったが、主がファラオの心をかたくなにしたので、ファラオはイスラエルの人々をその地から去らせなかった。

それで、きょうだいたち、私たちは、イエスの血によって聖所に入れると確信しています。

イエスは、垂れ幕、つまり、ご自分の

それで、きょうだいたち、私たちは、イエスの血によって聖所に入れると確信しています。 イエスは、垂れ幕、つまり、ご自分の肉を通って、新しい生ける道を私たちのために開いてくださったのです。 さらに、私たちには神の家を治める偉大な祭司がおられるのですから、 心は清められて、良心のとがめはなくなり、体は清い水で洗われています。信頼しきって、真心から神に近づこうではありませんか。 約束してくださったのは真実な方なのですから、告白した希望を揺るぎなくしっかり保ちましょう。 互いに愛と善行に励むように心がけ、 ある人たちの習慣に倣って集会をやめたりせず、かえって励まし合いましょう。かの日が近づいているのを見て、ますますそうしようではありませんか。 私たちが真理の認識を得た後にも、故意に罪を犯し続けるならば、罪のためのいけにえは、もはや残っていません。 恐ろしい裁きと、逆らう者たちを焼き尽くす激しい火とが待ち受けているだけです。 モーセの律法を破る者は、二、三人の証言に基づいて、情け容赦なく死刑に処せられます。 まして、神の子を踏みつけ、自分を聖なる者とした契約の血を汚れたものと見なし、恵みの霊を侮る者は、どれほど重い罰に値すると思いますか。 「復讐は私のすること、私が報復する」と言い、また、 「主はご自分の民を裁かれる」と言われた方を、私たちは知っています。 生ける神の手に落ちるのは、恐ろしいことです。

指揮者によって。ダビデの詩。賛歌。

私は耐えて主に望みを置いた。

すると主は私に向かって身を乗り出し

私の叫びを聞

指揮者によって。ダビデの詩。賛歌。 私は耐えて主に望みを置いた。 すると主は私に向かって身を乗り出し 私の叫びを聞いてくださった。 主は私を滅びの穴、泥沼から引き上げて 私の足を岩の上に立たせ 歩みを確かなものとし 私の口に新しい歌を 我らの神への賛美を授けてくださった。 多くの人はこれを畏れ、主に信頼する。 幸いな者 主を頼みとする人 ラハブにも、偽りの神に迷う者にも顔を向けない人。 わが神、主よ、あなたは多くのことを 奇しき業と計らいを 私たちのために成し遂げられた。 あなたに並ぶ者はありません。 私がそれを語り伝えようにも おびただしくて数えきれません。 いけにえも供え物も、あなたは喜ばれず 私の耳を開いてくださった。 焼き尽くすいけにえも清めのいけにえも あなたは求められなかった。 その時、私は言いました。 「御覧ください。私は来ました 私のことが記された巻物の書を携えて」と。 わが神よ 私は御旨を行うことを喜びとしてきました。 あなたの律法は私の胸の内にあります。 大いなる集会で私は義を告げ知らせました。 決して唇を閉じません。 主よ、あなたはそれをご存じです。 私はあなたの正義を心の中に秘め置かず 大いなる集会にあなたの真実と救いを語り あなたの慈しみとまことを隠しませんでした。 主よ、私に憐れみを閉ざさないでください。 あなたの慈しみとまことが 絶えず私を守ってくださるように。 数えきれないほどの災いが私に絡みつき 見ることができないほどの過ちが私に迫りました。 それらは私の髪の毛よりも多く 私の心さえも私を見捨てました。 主よ、お願いです、私を救い出してください。 主よ、急いで助けてください。 私の命を奪おうと狙う者が皆、恥を受け 辱められますように 私の災いを望む者が退き、屈辱を受けますように。 私を「あはは、あはは」とはやす者が 自ら恥を受け、うろたえますように。 あなたを尋ね求める人すべてが あなたによって喜び楽しみ あなたの救いを愛する人が 「主は大いなるかな」と 絶えることなく言いますように。 私は苦しむ者、貧しい者。 わが主が顧みてくださるように。 あなたこそわが助け、わが救い。 わが神よ、ためらわないでください。

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