一行は、ガリラヤの向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。

イエスが陸に上がると、この町の者で、悪霊に取りつかれている男

一行は、ガリラヤの向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。 イエスが陸に上がると、この町の者で、悪霊に取りつかれている男に出会われた。この男は長い間、衣服を身に着けず、家に住まないで墓場を住まいとしていた。 イエスを見ると、叫んでひれ伏し、大声で言った。「いと高き神の子イエス、構わないでくれ。頼むから苦しめないでほしい。」 イエスが、汚れた霊に男から出るように命じられたからである。この人は長い間、汚れた霊に取りつかれていたので、鎖でつながれ、足枷をはめられて監視されていたが、それを壊し、悪霊によって荒れ野に追いやられていたのである。 イエスが、「名は何と言うのか」とお尋ねになると、「レギオン」と言った。たくさんの悪霊がこの男に入っていたからである。 悪霊どもは、自分たちに底なしの淵に行けとお命じにならないようにと、イエスに願った。 ところで、辺りの山でたくさんの豚の群れが飼ってあった。悪霊どもが豚の中に入る許しを願うと、イエスはお許しになった。 悪霊どもはその人から出て、豚の中に入った。すると、豚の群れは崖を下って湖になだれ込み、溺れ死んだ。 この出来事を見た豚飼いたちは逃げ出し、町や村にこのことを知らせた。 そこで、人々はその出来事を見ようと出かけて行った。彼らはイエスのところに来ると、悪霊どもを追い出してもらった人が、服を着、正気になってイエスの足元に座っているのを見て、恐ろしくなった。 成り行きを見ていた人たちは、悪霊に取りつかれていた人の救われた次第を人々に知らせた。 ゲラサ地方の人々は皆、恐怖に捕らわれ、自分たちのところから出て行ってもらいたいとイエスに願った。そこで、イエスは舟に乗って帰ろうとされた。 悪霊どもを追い出してもらった人が、お供をしたいと願ったが、イエスはこう言ってお帰しになった。 「自分の家に帰って、神があなたにしてくださったことを、ことごとく話して聞かせなさい。」そこで、彼は立ち去り、イエスがしてくださったことを、ことごとく町中に言い広めた。

さて、モーセはそのしゅうと、ミデヤンの祭司エトロの羊の群れを飼う者となった。そして、群れを荒れ野の奥に導いて、神の山ホレ

さて、モーセはそのしゅうと、ミデヤンの祭司エトロの羊の群れを飼う者となった。そして、群れを荒れ野の奥に導いて、神の山ホレブに来た。 すると、柴の間で燃え上がる炎の中に、主の使いが現れた。彼が見ると、柴は火で燃えていたが、燃え尽きることはなかった。 そこでモーセは言った。「道をそれてこの大いなる光景を見よう。なぜ柴は燃え尽きないのだろう。」 主は、彼が道をそれて見に来るのを御覧になった。神は柴の間から呼びかけ、「モーセ、モーセ」と言われた。彼は「御前におります」と言った。 神は言われた。「こちらに近づいてはならない。履物を脱ぎなさい。あなたの立っている場所は聖なる土地である。」 さらに言われた。「私はあなたの先祖の神、アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。」モーセは顔を隠した。神を見るのを恐れたからである。 主は言われた。「私は、エジプトにおける私の民の苦しみをつぶさに見、追い使う者の前で叫ぶ声を聞いて、その痛みを確かに知った。 それで、私は降って行って、私の民をエジプトの手から救い出し、その地から、豊かで広い地、乳と蜜の流れる地、カナン人、ヘト人、アモリ人、ペリジ人、ヒビ人、そしてエブス人の住む所に導き上る。 今、イスラエルの人々の叫びが私のもとに届いた。私はエジプト人が彼らを虐げているのを目の当たりにした。 さあ行け。私はあなたをファラオのもとに遣わす。私の民、イスラエルの人々をエジプトから導き出しなさい。」 モーセは神に言った。「私は何者なのでしょう。この私が本当にファラオのもとに行くのですか。私がイスラエルの人々を本当にエジプトから導き出すのですか。」 すると、神は言われた。「私はあなたと共にいる。これが、私があなたを遣わすしるしである。あなたが民をエジプトから導き出したとき、あなたがたはこの山で神に仕えることになる。」

イエスが霊の力に満ちてガリラヤに帰られると、その噂が周り一帯に広まった。

イエスは諸会堂で教え、皆から称賛を受けられた

イエスが霊の力に満ちてガリラヤに帰られると、その噂が周り一帯に広まった。 イエスは諸会堂で教え、皆から称賛を受けられた。 それから、イエスはご自分の育ったナザレに行き、いつものとおり安息日に会堂に入り、朗読しようとしてお立ちになった。 預言者イザヤの巻物が手渡されたので、それを開いて、こう書いてある箇所を見つけられた。 「主の霊が私に臨んだ。 貧しい人に福音を告げ知らせるために 主が私に油を注がれたからである。 主が私を遣わされたのは 捕らわれている人に解放を 目の見えない人に視力の回復を告げ 打ちひしがれている人を自由にし 主の恵みの年を告げるためである。」 イエスは巻物を巻き、係の者に返して座られた。会堂にいる皆の目がイエスに注がれた。 そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。 皆はイエスを褒め、その口から出て来る恵みの言葉に驚いて言った。「この人はヨセフの子ではないか。」 イエスは言われた。「きっと、あなたがたは、『医者よ、自分を治せ』ということわざを引いて、『カファルナウムでいろいろなことをしたと聞いたが、郷里のここでもしてくれ』と言うに違いない。」 そして、言われた。「よく言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。 確かに言っておく。エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、全地に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたのに、 エリヤはその中の誰のもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタにいるやもめのもとにだけ遣わされた。 また、預言者エリシャの時には、イスラエルには規定の病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンだけが清められた。」 これを聞いた会堂内の人々は皆憤慨し、 総立ちになって、イエスを町の外へ追い出し、町が建っている山の崖まで連れて行き、突き落とそうとした。 しかし、イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた。

私たちの主イエス・キリストの父なる神が、ほめたたえられますように。神はキリストにあって、天上で、あらゆる霊の祝福をもって

私たちの主イエス・キリストの父なる神が、ほめたたえられますように。神はキリストにあって、天上で、あらゆる霊の祝福をもって私たちを祝福し、 天地創造の前に、キリストにあって私たちをお選びになりました。私たちが愛の内に御前で聖なる、傷のない者となるためです。 御心の良しとされるままに、私たちをイエス・キリストによってご自分の子にしようと、前もってお定めになったのです。 それは、神がその愛する御子によって与えてくださった恵みの栄光を、私たちがほめたたえるためです。 私たちはこの御子において、その血による贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。これは、神の豊かな恵みによるものです。 神は、この恵みを私たちの上に溢れさせ、あらゆる知恵と思慮深さをもって、 御心の秘義を私たちに知らせてくださいました。これは、前もってご自身でお決めになっていた御心によるものであって、 時が満ちるというご計画のためです。それは、天にあるものも地にあるものも、あらゆるものが、キリストのもとに一つにまとめられることです。 キリストにあって私たちは、御心のままにすべてのことをなさる方のご計画に従って、前もって定められ、選び出されました。 それは、キリストに以前から希望を抱いている私たちが、神の栄光をほめたたえるためです。 あなたがたも、キリストにあって、真理の言葉、あなたがたの救いの福音を聞き、それを信じ、約束された聖霊によって証印を受けたのです。 聖霊は私たちが受け継ぐべきものの保証であり、こうして、私たちは神のものとして贖われ、神の栄光をほめたたえることになるのです。

主よ、あなたは私の灯。

主は私の闇を照らす。

あなたによって、私は敵軍の中を駆け抜け

わが神によって城壁を飛び越え

主よ、あなたは私の灯。 主は私の闇を照らす。 あなたによって、私は敵軍の中を駆け抜け わが神によって城壁を飛び越える。 神、その道は完全であり 主の仰せは練り清められている。 主は御もとに逃れる者すべての盾。 主をおいて誰が神であろうか。 我らの神のほかに誰が大岩であろうか。 神は私の堅固な砦。 私の道を完全なものにした。 私の足を雌鹿のようにする方 私を高台に立たせる。 私の手に戦いを教える方。 私の腕は青銅の弓を引く。 あなたは私に救いの盾を授け あなたが応じてくださることが 私を大いなる者とした。 あなたは私の歩幅を広げ 私のくるぶしは揺らぐことがなかった。 私は敵を追いかけて根絶やしにし 滅ぼし尽くすまで引き返さなかった。 私が彼らを食らい、打ち砕くと 彼らは立ち上がることなく 私の足元に倒れ伏した。 あなたは戦う力を私の身に帯びさせた。 立ち向かう者を私のもとに屈服させる。 私の前で敵を敗走させた。 私を憎む者を私は滅ぼした。 彼らが見回しても救う者はなく 主に叫んでも主は応えない。 私は彼らを地の塵のように粉々にし 路上の泥のように踏み潰す。 あなたは私を民の争いから救い出し 国々の頭とした。 見知らぬ民も私に仕える。 異国の子らもそれを耳にし 私に服従し、聞き従う。 異国の子らは打ちしおれ 震えながら牢獄を出る。 主は生きておられる。 わが岩をたたえよ。 わが救いの岩なる神を崇めよ。 この神は私に報復を許す方。 もろもろの民を私に従わせる方。 敵から私を連れ出す方。 あなたは立ち向かう者から私を引き上げ 暴虐の者から助け出す。 それゆえ、主よ 私は国々の中であなたに感謝し 御名をほめ歌う。 王に大きな勝利をもたらす方 油注がれた者、ダビデとその子孫に とこしえまで慈しみを示す方。」

ダビデの詩。ダビデがアビメレクの前で気がふれたように装い、追われて去ったとき。

私はどのような時も主をたたえよう。

ダビデの詩。ダビデがアビメレクの前で気がふれたように装い、追われて去ったとき。 私はどのような時も主をたたえよう。 私の口には絶え間なく主の賛美がある。 私の魂は主を誇り 苦しむ人は聞いて喜ぶ。 私と共に主を崇めよ。 共に御名を崇めよう。 私が主を尋ね求めると 主は私に答え あらゆる恐怖から助け出してくださった。 主を仰ぎ見る人は輝き 辱めに顔を伏せることはない。 苦しむ人が呼び求めると、主はこれを聞き あらゆる苦難から救ってくださった。 主の使いは主を畏れる者の周りに陣を敷き 彼らを助け出した。 味わい、見よ、主の恵み深さを。 幸いな者、主に逃れる人は。 主の聖なる人よ、主を畏れよ。 主を畏れる人は乏しいことがない。 若い獅子は獲物がなくて飢えるが 主を尋ね求める人は いかなる良いものも欠けることがない。 子らよ、来て私に聞き従え。 主を畏れることを教えよう。 命を慕い 日々を愛して恵みにまみえる人は誰か。 悪からあなたの舌を 欺きの言葉からあなたの唇を守れ。 悪から離れ、善を行え。 平和を求め、これを追え。 主の目は正しき人に注がれ その耳は彼らの叫びを聞く。 主の御顔は悪を行う者に向き 彼らの記憶を地から絶つ。 正しき者が叫ぶと、主は聞き あらゆる苦難から助け出した。 主は心の打ち砕かれた者に寄り添い 霊の砕かれた者を救い出す。 正しき者に災いは多いが 主はそのすべてから助け出してくださる。 彼の骨をすべて守り その一本も砕かれることはない。 災いは悪しき者を死に陥れる。 正しき者を憎む者たちは罪に定められる。 主はその僕らの魂を贖ってくださる。 主に逃れる人はすべて罪に定められることはない。

正しき人よ、主によって喜び歌え。

賛美はまっすぐな人にふさわしい。

琴をもって主に感謝せよ

十弦の竪琴をもって主を

正しき人よ、主によって喜び歌え。 賛美はまっすぐな人にふさわしい。 琴をもって主に感謝せよ 十弦の竪琴をもって主をほめ歌え。 新しい歌を主に歌え 喜びの叫びと共に麗しく奏でよ。 主の言葉はまっすぐ 主の業はすべて真実。 主は正義と公正を愛し 主の慈しみに地は満ちる。 天は主の言葉によって 天の万象は主の口の息によって造られた。 主は大海の水を革袋に入れるように集め 深淵の水を倉に納めた。 全地は主を畏れる。 世界に住む者は皆、主の前におののく。 主が語ると、そのように成り 主が命じると、そのように立った。 主は国々の思いを挫き もろもろの民の計らいを絶たれた。 主の思いはとこしえに その心の計らいは代々に立つ。 幸いな者 主を神とする国民 主がご自分のものとして選んだ民。 主は天から見つめ すべての人の子らを御覧になった。 座しておられる住まいから 地に住むすべての者に目を注がれた。 彼らの心をあまねく造られる方 その行いをすべて見分けられる方。 王は軍勢の大きさによって救われるのではない。 勇者は力の大きさによって助け出されるのではない。 馬は勝利に頼みとはならない。 力の大きさでは人を救い出せない。 見よ、主の目は主を畏れる人に 主の慈しみを待ち望む人に向けられる。 彼らの魂を死から助け出し 飢饉のとき、彼らを生き長らえさせるために。 私たちの魂は主を待つ。 この方こそ我らの助け、我らの盾。 主によって私たちの心は喜ぶ。 まことに、私たちは聖なる御名を頼みとする。 主よ、あなたの慈しみが 私たちの上にありますように。 私たちはあなたを待ち望みます。

ダビデの詩。

わが岩、主をたたえよ。

私の手に戦いを

私の指に戦闘を教える方。

わが慈しみ、わが城、わが砦

わ

ダビデの詩。 わが岩、主をたたえよ。 私の手に戦いを 私の指に戦闘を教える方。 わが慈しみ、わが城、わが砦 わが救い、わが逃れの盾 私の民を私に従うようにさせる方。 主よ、人とは何者なのか あなたがこれを知るとは。 人の子とは何者なのか あなたがこれを思いやるとは。 人間は息に似ている。 その日々はさながら過ぎゆく影。 主よ、あなたの天を傾けて降り 山々に触れて煙を吐かせてください。 稲妻を光らせて敵を散らし 矢を放って彼らをかき乱してください。 高みから手を伸ばし 私を解き放って助け出してください 大水から、異国の子らの手から。 彼らの口は空しいことを語る。 その右手は欺きを行う右手。 神よ、私はあなたに新しい歌を歌おう 十弦の竪琴であなたをほめ歌おう。 王たちに救いを与える方 僕ダビデを災いの剣から解き放つ方。 私を解き放って助け出してください 異国の子らの手から。 彼らの口は空しいことを語り その右手は欺きを行う右手。 私たちの息子は 幼い時から健やかに育てられた若木のよう。 私たちの娘は 彫刻を施された宮殿の角の柱のよう。 私たちの倉は満ちており さまざまなものを備えている。 羊の群れは千倍にもなり 野にあって万倍にもなる。 牛はよく子を産み 死産も流産もない。 巷に悲痛の叫びもない。 幸いな者、このような民は。 幸いな者、主を神とする民は。

人の歩みは主によって確かなものとされ

その人の道を主は喜ばれる。

彼は倒れても、打ち捨てられることはない。

主がそ

人の歩みは主によって確かなものとされ その人の道を主は喜ばれる。 彼は倒れても、打ち捨てられることはない。 主がその手を支えてくださる。 私は若者であったときも、年老いた今も 正しき者が捨てられ その子孫がパンを乞うのを見たことがない。 日ごと憐れみ、貸し与える人 その子孫は祝福にあずかる。 悪を避け、善を行え。 そうすれば、とこしえに住むことができる。 主は公正を愛する方。 主に忠実な人々を見捨てることはない。 彼らはとこしえに守られるが 悪しき者の子孫は絶たれる。 正しき者は地を受け継ぎ いつまでもその地に住む。 正しき者の口は知恵を述べ その舌は公正を語る。 その心には神の律法があり その歩みが揺らぐことはない。 悪しき者は正しき者を待ち伏せし 殺そうとする。 主は彼を悪しき者の手に委ねることはなく 裁きの時も、罪に問うことはない。 主に望みを置き その道を守れ。 主はあなたを高く上げて地を受け継がせてくださる。 あなたは悪しき者が絶たれるのを見るであろう。 私は見た、悪しき者が残忍で 青々とした野生の木のように生い茂るのを。 しかし、私が通り過ぎると 見よ、彼はいなかった。 捜し求めても、見つからなかった。 全き人を守り、まっすぐな人を見よ。 後の繁栄は平和の人にある。 背きの罪のある者はことごとく滅ぼされ 悪しき者の後の繁栄は絶たれる。 正しき者の救いは主から来る。 主は苦難の時の砦。 主は彼らを助け、救い出してくださる。 主は悪しき者から助け出し、救ってくださる。 彼らが主に逃れたから。

いと高き方を隠れ場とする者は

全能者の陰に宿る。

私は主に申し上げる

「わが逃れ場、わが城

わが神、わが頼みとす

いと高き方を隠れ場とする者は 全能者の陰に宿る。 私は主に申し上げる 「わが逃れ場、わが城 わが神、わが頼みとする方」と。 まことに主はあなたを救い出してくださる。 鳥を捕る者の網から 死に至る疫病から。 主は羽であなたを覆う。 あなたはその翼のもとに逃れる。 主のまことは大盾、小盾。 夜、脅かすものも 昼、飛び来る矢も あなたは恐れることはない。 闇に忍び寄る疫病も 真昼に襲う病魔も。 あなたの傍らに千の人が あなたの右に万の人が倒れようとも その災いがあなたに及ぶことはない。 あなたはただ、目を据えて 悪しき者の受ける報いを見る。 あなたは、わが逃れ場である主 いと高き方を住まいとした。 災いはあなたに降りかかることはなく 病もあなたの天幕に近づくことはない。 主はその使いたちに命じて あなたのすべての道を守られる。 彼らはあなたを両手で支え 足が石に当たらないようにする。 あなたは獅子とコブラを踏みつけ 若獅子と大蛇を踏みにじる。 「彼は私を慕う。 私は彼を助け出そう。 彼は私の名を知っている。 私は彼を守ろう。 彼が私を呼び求めるとき 私は答えよう。 苦難の時には彼と共にいる。 彼を助け出し、誉れを与えよう。 長寿を授けて彼を満たし 私の救いを見せよう。」

私があなたがたのところに行くのは、これで三度目です。すべてのことは、二人ないし三人の人の証言によって確定されるべきです。

私があなたがたのところに行くのは、これで三度目です。すべてのことは、二人ないし三人の人の証言によって確定されるべきです。 以前罪を犯した者たちと、他のすべての人々に、二度目の滞在中に前もって言っておいたように、離れている今もあらかじめ言っておきます。そちらに行ったら、今度は情けはかけません。 なぜなら、あなたがたはキリストが私によって語っておられる証拠を求めているからです。キリストはあなたがたに対して弱い方ではなく、あなたがたの内にあって強い方です。 キリストは、弱さのゆえに十字架につけられましたが、神の力のゆえに生きておられるからです。私たちもキリストにあって弱い者ですが、あなたがたに対しては、神の力のゆえにキリストと共に生きるのです。 あなたがたは、信仰の内にあるかどうか、自分を試し、自分を吟味しなさい。それとも、あなたがたは自分自身のことが分からないのですか。あなたがたの内にはイエス・キリストがおられるのです。ただし、あなたがたが失格者なら別ですが。 私たちが失格者でないことを、あなたがたが知るようにと願っています。 私たちは、神があなたがたをいかなる悪にもお定めにならないようにと、神に祈っています。それは私たちが、適格者と見られたいからではなく、失格者と見られていても、あなたがたが善を行うためです。 私たちは、何事も真理に逆らってはできませんが、真理のためならばできます。 私たちは自分が弱くても、あなたがたが強ければ喜びます。私たちが祈っているのは、あなたがたが初心に帰ることです。 そういうわけで、離れていてこれらのことを書き送るのは、私がそちらに行ったとき、倒すためではなく建てるために主が与えてくださった権威によって、厳しい態度を取らなくても済むようにするためです。

偶像に献げた肉について言えば、私たちは皆、知識を持っている、ということは確かです。しかし、知識は人を高ぶらせるのに対して

偶像に献げた肉について言えば、私たちは皆、知識を持っている、ということは確かです。しかし、知識は人を高ぶらせるのに対して、愛は人を造り上げます。 ある人が、何かを知っていると思っているなら、その人は、知らねばならないように知ってはいないのです。 しかし、神を愛する人がいるなら、その人は神に知られています。 そこで、偶像に献げた肉を食べることについてですが、この世に偶像の神などはなく、唯一の神以外にいかなる神もいないことを、私たちは知っています。 現に多くの神々や多くの主なるものがあるように、神々と呼ばれるものが天や地にあるとしても、 私たちには、唯一の父なる神がおられ 万物はこの神から出 私たちもこの神へと向かっています。 また、唯一の主、イエス・キリストがおられ 万物はこの主によって存在し 私たちもこの主によって存在しています。 しかし、この知識が誰にでもあるわけではありません。ある人たちは、今まで偶像になじんできたせいで、偶像に献げた肉として食べ、良心が弱いために汚されるのです。 食物が、私たちを神のもとに導くのではありません。食べなくても不利にはならず、食べても有利にはなりません。 ただ、あなたがたのこの強さが、弱い人々のつまずきとならないように、気をつけなさい。 知識のあるあなたが偶像の神殿で食事をしているのを、誰かが見たら、その人は弱いのに、その良心が強められて、偶像に献げた肉を食べるようなことにならないでしょうか。 そうなると、その弱い人は、あなたの知識によって滅びることになります。しかし、このきょうだいのためにも、キリストは死んでくださったのです。 このように、きょうだいに対して罪を犯し、その弱い良心を傷つけるのは、キリストに対して罪を犯すことなのです。 それだから、食物が私のきょうだいをつまずかせるなら、きょうだいをつまずかせないために、私は今後決して肉を口にしません。

私は主の怒りの杖で苦しみを受けた者。

主は私を駆り立て

光ではなく闇の中を歩かせた。

そして、一日中幾度となく

私は主の怒りの杖で苦しみを受けた者。 主は私を駆り立て 光ではなく闇の中を歩かせた。 そして、一日中幾度となく 御手で私を責められた。 私の肉と皮膚とを衰えさせ 骨を砕かれた。 私を取り囲み 苦難と辛苦で包んだ。 はるか昔の死者のように 私を暗闇に住まわせた。 私が逃げられないように 主は周囲に石垣を築き 青銅の枷を重くされた。 たとえ私が助けを求めて叫んでも 主は私の祈りを聞き入れない。 私の行く手に切り石で壁を築き 通り道を曲げられた。 主こそ、私を待ち伏せる熊、隠れ潜む獅子。 主は私を道からそらし 引き裂き、見捨てられた。 弓を引き絞り 矢の的として立たせた。 主は矢筒の矢を何本も 私の腎臓に打ち込まれた。 私はわが民すべての笑い物となり 一日中彼らの嘲りの歌となった。 主は私を苦い汁に飽かせ 苦よもぎで酔わせられた。 砂利で私の歯を押し潰し 灰で私を覆われた。 私の魂は平和を失い 幸福を忘れてしまった。 私は言った。 「私の栄光は消えうせた 主から受けた希望もまた。」 私の苦難と放浪を 苦よもぎと毒草を思い起こしてください。 思い出す度に私の魂は沈む。 しかし、そのことを心に思い返そう。 それゆえ、私は待ち望む。 主の慈しみは絶えることがない。 その憐れみは尽きることがない。 それは朝ごとに新しい。 あなたの真実は尽きることがない。 「主こそ私の受ける分」と私の魂は言い それゆえ、私は主を待ち望む。 主は、ご自分に希望を置く者に ご自分を探し求める魂に恵み深い。 主の救いを黙して待ち望む者に恵み深く 若い時に軛を負う者に恵み深い。

この後、ヨブは口を開いて、自分の生まれた日を呪った。

ヨブは言った。

私の生まれた日は消えうせよ。

男の子を身ごも

この後、ヨブは口を開いて、自分の生まれた日を呪った。 ヨブは言った。 私の生まれた日は消えうせよ。 男の子を身ごもったと告げられた夜も。 その日は闇となれ。 高みにおられる神が顧みず 光もその日を照らすな。 その日は闇と死の陰に贖われ 雲に覆われ 日を暗くするものに脅かされよ。 その夜は暗闇に捕らえられ 年の日々を楽しまず 月々の数に加えられるな。 その夜は不妊となり 喜びの声も上がるな。 日を呪う者 レビヤタンを呼び起こすことのできる者が これを呪え。 夕べの星も暗くなれ。 その夜は、待ち望んでも光は射さず 夜明けのまばたきも見えないように。 それが私を宿した胎の戸を閉ざさず 私の目から労苦を隠さなかったからだ。 なぜ、私は胎の中で死ななかったのか。 腹から出て、息絶えなかったのか。 どうして、両膝が私を受け止めたのか。 なぜ、私に吸わせる乳房があったのか。 それさえなければ、今頃、私は横たわって憩い 眠って休息を得ていたであろうに。 自分たちのために廃虚を築き直した 地の王や参議と共に あるいは、金を集め、その館を銀で満たした 高官たちと共にいたことだろう。 なぜ、私は葬り去られた死産の子 光を見ない子のようにならなかったのか。

主の言葉が私に臨んだ。

「あなたがたがイスラエルの地について、『父が酸っぱいぶどうを食べると、子どもの歯が浮く』という

主の言葉が私に臨んだ。 「あなたがたがイスラエルの地について、『父が酸っぱいぶどうを食べると、子どもの歯が浮く』ということわざを口にしているのは、どういうことか。 私は生きている――主なる神の仰せ。あなたがたはイスラエルで二度とこのことわざを口にすることはない。 すべての命は私のものである。父の命も子の命も私のものだ。罪を犯した者は、その者が死ぬ。 もし人が正しく、公正と正義を行い、 山の上で食事をせず、イスラエルの家の偶像を仰ぎ見ず、隣人の妻を汚さず、月経中の女に近づかず、 人を抑圧せず、負債者の質物を返し、強奪せず、飢えた者に自分のパンを与え、裸の者に服を着せ、 利子を付けずに貸し、利息を取らず、不正から手を引き、人と人との間に真実の裁きを行い、 私の掟に従って歩み、私の法を守り、真実を行うなら、彼こそは正しき者であり、必ず生きる――主なる神の仰せ。 しかし、その人に子が生まれ、その子が乱暴者で、血を流し、これらのことを一つでも行い、 ――その父は、これらのことを一つも行わなかったのに――山の上で食事をし、隣人の妻を汚し、 苦しむ者や貧しい者を抑圧し、強奪し、質物を返さず、偶像を仰ぎ見、忌むべきことをして、 利子を付けて貸し、利息を取るならば、彼は生きるだろうか。彼は生きることはできない。これらすべての忌むべきことをしたのだから、必ず死に、その血の責任は彼にある。 ところが、この人にまた子が生まれ、その子が父の犯したすべての罪を見て、恐れ、同じようなことを行わないならば、 また、山の上で食事をせず、イスラエルの家の偶像を仰ぎ見ず、隣人の妻を汚さず、 人を抑圧せず、質物を取らず、強奪せず、飢えた人に自分のパンを与え、裸の者に服を着せ、 不正から手を引き、天引きの利子や利息を取らず、私の法を行い、私の掟に従って歩むならば、彼はその父の過ちのゆえに死ぬことはなく、必ず生きる。 彼の父はゆすりを行い、兄弟から強奪し、その民の中で善を行わなかった。彼はその過ちのゆえに死ぬ。 あなたがたは、『なぜ、子は父の過ちを負わないのか』と言う。だが、その子は公正と正義を行い、私のすべての掟を守り行った。彼は必ず生きる。 罪を犯した者が死ぬ。子は父の過ちを負わず、父も子の過ちを負わない。正しき者の義はその人の上にあり、悪しき者の悪はその人の上に帰す。

さて、人は妻エバを知った。彼女は身ごもってカインを産み、「私は主によって男の子を得た」と言った。

彼女はさらに弟アベル

さて、人は妻エバを知った。彼女は身ごもってカインを産み、「私は主によって男の子を得た」と言った。 彼女はさらに弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。 日がたって、カインは土地の実りを供え物として主のもとに持って来た。 アベルもまた、羊の初子、その中でも肥えた羊を持って来た。主はアベルとその供え物に目を留められたが、 カインとその供え物には目を留められなかった。カインは激しく怒って顔を伏せた。 主はカインに向かって言われた。「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。 もしあなたが正しいことをしているのなら、顔を上げられるはずではないか。正しいことをしていないのなら、罪が戸口で待ち伏せている。罪はあなたを求めるが、あなたはそれを治めなければならない。」 カインが弟アベルに声をかけ、二人が野にいたとき、カインは弟アベルを襲って殺した。 主はカインに言われた。「あなたの弟アベルは、どこにいるのか。」彼は言った。「知りません。私は弟の番人でしょうか。」 主は言われた。「何ということをしたのか。あなたの弟の血が土の中から私に向かって叫んでいる。 今やあなたは呪われている。あなたの手から弟の血を受け取るため、その口を開けた土よりもなお呪われている。 あなたが土を耕しても、その土地にはもはや実を結ぶ力がない。あなたは地上をさまよい、さすらう者となる。」 カインは主に言った。「私の過ちは大きく、背負いきれません。 あなたは今日、私をこの土地から追放されたので、私はあなたの前から身を隠します。私は地上をさまよい、さすらう者となり、私を見つける者は誰であれ、私を殺すでしょう。」 主は彼に言われた。「いや、カインを殺す者は誰であれ、七倍の復讐を受けるであろう。」主は、カインを見つける者が誰であれ、彼を打ち殺すことのないように、カインにしるしを付けられた。 カインは主の前を去り、エデンの東、ノドの地に住んだ。

神である主が造られたあらゆる野の獣の中で、最も賢いのは蛇であった。蛇は女に言った。「神は本当に、園のどの木からも取って食

神である主が造られたあらゆる野の獣の中で、最も賢いのは蛇であった。蛇は女に言った。「神は本当に、園のどの木からも取って食べてはいけないと言ったのか。」 女は蛇に言った。「私たちは園の木の実を食べることはできます。 ただ、園の中央にある木の実は、取って食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないからと、神は言われたのです。」 蛇は女に言った。「いや、決して死ぬことはない。 それを食べると目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っているのだ。」 女が見ると、その木は食べるに良く、目には美しく、また、賢くなるというその木は好ましく思われた。彼女は実を取って食べ、一緒にいた夫にも与えた。そこで彼も食べた。 すると二人の目が開かれ、自分たちが裸であることを知った。彼らはいちじくの葉をつづり合わせ、腰に巻くものを作った。 その日、風の吹く頃、彼らは、神である主が園の中を歩き回る音を聞いた。そこで人とその妻は、神である主の顔を避け、園の木の間に身を隠した。 神である主は人に声をかけて言われた。「どこにいるのか。」 彼は答えた。「私はあなたの足音を園で耳にしました。私は裸なので、怖くなり、身を隠したのです。」 神は言われた。「裸であることを誰があなたに告げたのか。取って食べてはいけないと命じておいた木から食べたのか。」 人は答えた。「あなたが私と共にいるようにと与えてくださった妻、その妻が木から取ってくれたので私は食べたのです。」 神である主は女に言われた。「何ということをしたのか。」女は答えた。「蛇がだましたのです。それで私は食べたのです。」 神である主は、蛇に向かって言われた。 「このようなことをしたお前は あらゆる家畜、あらゆる野の獣の中で 最も呪われる。 お前は這いずり回り 生涯にわたって塵を食べることになる。 お前と女、お前の子孫と女の子孫との間に 私は敵意を置く。 彼はお前の頭を砕き、お前は彼のかかとを砕く。」 神は女に向かって言われた。 「私はあなたの身ごもりの苦しみを大いに増す。 あなたは苦しんで子を産むことになる。 あなたは夫を求め、夫はあなたを治める。」 神は人に言われた。 「あなたは妻の声に聞き従い 取って食べてはいけないと 命じておいた木から食べた。 あなたのゆえに、土は呪われてしまった。 あなたは生涯にわたり 苦しんで食べ物を得ることになる。 土があなたのために生えさせるのは 茨とあざみである。 あなたはその野の草を食べる。 土から取られたあなたは土に帰るまで 額に汗して糧を得る。 あなたは塵だから、塵に帰る。」 人は妻をエバと名付けた。彼女がすべての生ける者の母となったからである。 神である主は、人とその妻に皮の衣を作って着せられた。

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