彼が担ったのは私たちの病
彼が負ったのは私たちの痛みであった。
しかし、私たちは思っていた。
彼は病に冒され、神に打たれて
苦しめられたのだと。
彼は私たちの背きのために刺し貫かれ
私たちの過ちのために打ち砕かれた。
彼が受けた懲らしめによって
私たちに平安が与えられ
彼が受けた打ち傷によって私たちは癒やされた。
私たちは皆、羊の群れのようにさまよい
それぞれ自らの道に向かって行った。
その私たちすべての過ちを
主は彼に負わせられた。
彼は虐げられ、苦しめられたが
口を開かなかった。
屠り場に引かれて行く小羊のように
毛を刈る者の前で黙っている雌羊のように
口を開かなかった。
不法な裁きにより、彼は取り去られた。
彼の時代の誰が思ったであろうか。
私の民の背きのために彼が打たれ
生ける者の地から絶たれたのだと。
彼は暴虐をなさず
口には偽りがなかったのに
その墓は悪人どもと共にされ
富める者と共に葬られた。